アスモスマイルは2周年を迎えました

皆様に支えて頂きおかげさまでアスモスマイルは2周年を迎えました。

 

いままでのアスモスマイルの歩み、これからのこと、みなさまへの感謝の気持ち・・・

2周年を迎えたいま、感じていることを書きました。

 

未熟で頭打ちすることばかりですが、皆様に支えて頂きどうにか歩んでこれました。

どうかこれからもご指導ご支援心からお願いいたします。


患者さんやご家族のお役に立てる仕事がしたい

「私自身の闘病中に見えてきたもの、気づきを活かして、患者さんやご家族のお役に立てる仕事がしたい」・・・これが、私が劇症肝炎で生死をさまよっていた高度救命救急センターのベッドで、

「何としても絶対生きる!生きて病院から出るんだ!」と

気力を奮い立たせてくれた ”思い” ”希望” の1つでした。

奇跡的に生かしてもらった私はその時の思いを実現させる使命があるのだと思って、

2年前思い切ってアスモスマイルとして第一歩を踏みだしました。

 

「お役に立てる」ってどんなことだろう?

まず私一人でもでき、あまり資金がなくてもできること・・・と、考えて考えて、

私の長年の闘病経験から必要性をずっと感じていた

「救急医療情報を携帯するためのノートとカード」と作ろう!と。

そして患者さんの心強さや安心につながるモノをつくり、販売したい!と

WEBショップをはじめました。


開業したものの、持病がくすぶる体で思うようにデスクにも向かえず

2年過ぎた今も開業時から販売面での進歩はあまり見えないし、頭打ちすることばかりですが、

いろいろな方との出会いがあって、応援してくださる方も少しずつ増えて来て

アスモスマイルをはじめたことで幸せを感じることも多いです。

本当に人との暖かなつながりに感激することがあります。

 しんどい日も支えてくださっている方からのメールや励ましに、元気がでることが多く

そうやって2年やってこられたんだなと支えてくださっている多くの方々、家族、

なんとか元気を保ってくれている自分の体にも感謝しています。

 

闘病経験から見えてきた気づきにちゃんと目を向けようと。

大病した後、自宅へ帰れても、患者さんには将来への不安、経済的不安がすぐに襲ってきます。

そして入院中は医療者の支えがありますが、退院後の生活面・経済面の回復については

サポートしてくれるところは少ないと感じています。

孤独で不安な自宅療養中の生活面や経済面の回復をサポートできることが何かないだろうか・・・


私自身患者として経験したからこその、たまらなく不安な気持ち、焦り…

これを何とかすることでその後の心身の回復が大きく好転するような気がしています。

患者さんとご家族にとっての  この大きな問題に  

ちゃんと目を向けて 何かしたいという思いが湧き上がりました。

 

療養中や難病の患者さんの「働きたい」という気持ちを形にしたい

いまや、インターネットを使えばオフィスに集合しなくても、できる仕事がいっぱいあります。


体力的に、また治療や副作用で一般的な会社での就労が難しい患者さんや、

看病で仕事にでられないご家族など、通勤してのお仕事が難しい方でも、

その人のスキルを活かした在宅でのお仕事を生み出すことができたら、

少しでも収入につながったり、

同じ目標を持った仲間ができ、自分なりにできる社会参加できたら、


社会復帰への前向きな気持ちを維持できて、

将来への不安や孤独からも少し解放されるのではないかと思うのです。


そして、闘病経験があるからこそわかること・気持ち・気づき

つまり「患者視点」を活かす仕事ができたら、

患者さんにとって辛い経験をプラスに変えることができるかも!

患者さんのやりがいにもつながるのでは!と思います。


デスクに向かうという単純なことも、

体力のない療養中の患者さんにとっては容易なことではありません。

そんな小さなリハビリを日々重ねることで、

一般の会社へ勤めることができるほどの体力と気力を回復させ、社会復帰につなげたい。


そんな気持ちで、療養者・難病者のリモートワーク(在宅ワーク)を生み出し、

社会復帰への心と体のウォームアップを目指したアスモスマイルプロジェクトをはじめました。


 

共感してくれたメンバーとゆるゆると動き出しました。そしてこれから!

 

昨年の夏から共感してくれたメンバーさんが数名ですが集まってくれて、

ネットでつながり意見を出し合い、悩み、つまづきながら

ゆっくりゆっくり新しい歩みを進めています。

 

始まったばかりでまだまだ目に見えたお仕事や報酬にはつながっていない現状ですが

大きな目標に向かって前向きに進んでいます。

 

メンバー2次募集をお待ちいただく声も頂くこともあり、

プロジェクトへの関心を頂けている事、必要性を感じています。

また、新商品の構想や、webサイト上での新しく考えているサービスやアイデアがいくつもあります。まだまだこれからやるべきことがいっぱいです!!

 

大きな病気でもあっても、難病者であっても、やりがいを持った仕事をして、

イキイキ社会参加していける活動、

ゆくゆくは患者さんの経済的自立につながるような活動ができれば☆と

大きな目標に向かって努力していきたいと思います。

 

 

これからも参加したいと思ってもらえるような活動をし、

明るい希望に満ちたチームに育っていきたいと思います。

 

どうかこれからもご指導、ご支援をよろしくお願い申し上げます。




2015年 初夏 吉日

アスモスマイル代表 吉野夕子